TOP訓練写真2006訓練写真2006.08.20〜24九州旅行>阿蘇広域消防本部山岳救助隊「阿蘇山域山岳遭難救助訓練」
◆2006年08月22日(火)阿蘇広域消防本部山岳救助隊「阿蘇山域山岳遭難救助訓練」

阿蘇広域消防本部山岳救助隊が毎年実施している遭難救助訓練が22日、阿蘇山楢尾岳で熊本県防災消防航空隊、熊本県阿蘇警察署と合同で実施された。

阿蘇山楢尾岳は、標高1331mで中岳噴火口の北東に位置し、仙酔峡ロープウェイを使うと火口東駅から5分程度で頂上に到着できるが、北面、東面は鋭く切れ込んでおりクライマーの訓練場として知られている。阿蘇山域では毎年5〜6件の山岳事故が発生しており、本年も2月、5月、7月と滑落事故、熱中症での救助事案が発生している。

阿蘇広域消防山岳救助隊は、2004年8月に発足した、まだ若い隊であるが隊長を中心に若い隊員が、他県の山岳救助の講習会に参加したりするなど、救助技術の向上に積極的な隊である。今回同行させていただいたが、訓練前には隊長から指示されて準備するのではなく、「これはどうしましょうか?」など若手の隊員から積極的にどう救助するか一人一人が考えて行動している姿が見て取れた。

訓練は、阿蘇山楢尾岳北側の約40mの垂直岸壁で、3名の内1名が登坂中に岸壁下に転落し負傷したとの想定で実施された。
山岳救助隊員が地上部隊と、県防災消防ヘリに搭乗する部隊とに分かれて現場へ向かい、崖下からワイヤーウィンチを用いて要救助者を救助し、防災ヘリで尾根上からピックアップ、医療機関へ搬送するという流れであった。

現場の様子
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>>開会式
阿蘇山上の駐車場で開会式
快晴でした
仙酔峡ロープウェイ火口東とヘリポート(楢尾岳から)
中岳(楢尾岳より)
手前の三角形の頂点部分が楢尾岳ピーク
その下に 仙酔峡ロープウェイ火口東とヘリポートで左手奥が中岳
要救助者の同行者役が降下(警察の方です)@
要救助者の同行者役が降下(警察の方です)A
>>訓練
熊本県防災消防航空隊「ひばり」
「ひばり」山岳隊員を搭乗させるためヘリポートへランディング。尾根づたいに4名の地上隊も間もなく到着
地上隊4名。先頭が今回訓練の隊長役である副隊長
崖下の要救助者に呼びかけを行う
搭乗した山岳救助隊員を尾根に降下させる@
搭乗した山岳救助隊員を尾根に降下させるA
搭乗した山岳救助隊員を尾根に降下させるB
隊長からの活動指示
隊員の降下
ワイヤウインチの設定@
ワイヤウインチの設定A
崖側の様子
隊員とバーティカルストレッチャーをワイヤーウインチで降下させる