埼玉県では8月1日より、重篤な救急患者の救命率の向上、後遺症の軽減を図るため、防災ヘリコプターに医療スタッフが同乗して医療行為を行いながら重篤な救急患者を救急救命センター等に搬送する「ドクターヘリ運航事業」を開始するのを前に、実際の搬送手順等をシミュレーションする訓練が、午前中は秩父消防本部、午後は羽生市消防本部と連携して行われた。
今回の訓練は、秩父消防本部管内・羽生市消防本部管内で交通事故が発生し、重篤患者が居るため救急隊がドクターヘリを要請。要請を受けた防災航空隊は、埼玉医科大学総合医療センターに医師の派遣を要請するとともに、川越消防に対し救急車での医師搬送を要請する。要請を受けた川越消防は、埼玉医科大学総合医療センターに救急車で医師を迎えに行き、救急車で医師を防災航空隊基地であるホンダエアポートまで搬送。医師を同乗させた防災ヘリ「あらかわ2」は秩父防災基地・羽生市消防本部場外へ向かう。秩父防災基地・羽生市消防本部に到着した医師は応急処置(医療行為)を行い、患者をヘリに収容、ホンダエアポートまで飛行し、川越消防の救急車で病院に搬送する、という流れで行われた。