◆2005年05月22日(日)「第5回富岡市総合防災訓練」
 
 今年で5回目となる富岡市の総合防災訓練が、額部小学校をメイン会場として実施された。メイン会場では、多重事故救出訓練や各種関係機関による展示や体験コーナー、写真パネル等の展示が行われた。またメイン会場から遠い住民に配慮して、市内17箇所の各地区の避難場所では自主防犯防災会が炊き出し訓練や、非常食糧配布、避難者人数を訓練本部に連絡する訓練等も行い、まさに全市での防災訓練を実施した。

 今年の参加者は、昨年より300人多い1万1700人との事で、単独市での防災訓練としてはかなり多い参加者ではないだろうか。関係機関も救出訓練に参加した日赤群馬県支部や公立富岡総合病院、炊き出し訓練や避難住民移送訓練にCH-47Jを参加させた陸上自衛隊12旅団、市内各地の避難所等の様子をヘリテレ映像で伝送した群馬県警、西部会場の様子を画像伝送した国土交通省高崎河川国道事務所など市単独の防災訓練としては多くの関係機関が協力した訓練であった。参加する防災関係機関が多くなると、それら機関の訓練披露のような感じになってしまいがちだが、地域住民が参加しやすい各地区の避難所での訓練やメイン会場での多種多様な展示、多くの体験コーナーを設けてあるなど、地域住民の参加を促すような訓練でもあった。これは多くの11700人という多くの市民が参加したという事からも分かるだろう。

◆訓練想定◆
5月22日(日)富岡市中心部を震源とするマグニチュード7.2の自信が発生し、市内の震度は6強と推定される。
この地震により、家屋の倒壊、火災の発生、ライフラインの途絶など甚大な被害が発生した。
富岡市、防災関係機関、自主防犯防災会は直ちに連携をとり緊急応急対策を実施する。
 
メイン会場(額部小学校)
西部会場(稲葉製作所富岡工場予定地)
和合公園

多重事故救出訓練
 地震により車三台の多重衝突事故が発生し、富岡甘楽広域消防本部は救助工作車、救急車等を出動させる。また、負傷者多数の模様であるので日赤群馬県支部、公立富岡総合病院に医師等の派遣を依頼し、各機関が協力して、救護所の開設、トリアージ、応急処置等を実施する。
屋外展示
バイクによる災害ボランティア隊

倒壊家屋救出訓練
  陸上自衛隊12旅団の隊員が倒壊家屋から要救助者一名を救出する。
林野火災防御訓練
  林野火災が発生し、富岡市消防団は妙義・下仁田町消防団の応援を受け、火災防御を行うが、水利が乏しいため、西毛生コンクリート協同組合のミキサー車からの給水を受ける。また、県防災航空隊「はるな」は、上空からの散水活動を実施する。

市内災害状況調査訓練
  防災ヘリ「はるな」に市長等が搭乗し、上空から市内の災害状況を把握する。

     
▼過去の記録
 第4回富岡市総合防災訓練
 第3回富岡市総合防災訓練
 
▼関連リンク
 富岡市